【重要】母親との関係性がパートナーに反映されている。
2023/06/14
タイトルの通り、パートナーとの関係が離婚危機だったり
関係性がこじれている場合、
あなたが母親をどういう人と感じているのか、よく考えてみるといいでしょう。
あなたは“あなたの母親”にどのような思いを抱いているでしょうか？
「いい子にしないと好かれない」
「私には関心がなさそう」
「わたしを愛するのは大変そう」
…
もしかすると、いまパートナーに感じる感情と一緒なのではないでしょうか。
夫や妻から急に「離婚してほしい。」と、告げられる人のほとんどがアダルトチルドレンだと言われています。
アダルトチルドレンについてはこのブログで何回か記事にしていますが、
本来、子供が受けられるはずの無条件の愛が与えられなかったり
子供らしく育つことができない環境で育った人達の事です。
その影響で仕事やお付き合い、
結婚生活がうまくいかなくなり苦しみます。
そして『自分は他と違う』
『何かおかしいのは自分なのではないか』と自覚していきます。
アダルトチルドレンは社会では優秀で真面目であることが多く、
人当たりも良いですが、小さな頃から“生きづらさ”を抱えています。
周りにも同じような環境下で生きてきた人達が集まりやすいので
当然のようにその苦しさを受け入れています。
そのため、自分が特別、生きづらさを感じているだなんて
思ってもいないかもしれません。
私もその一人でした。
しかし、
世の中には親に叩かれることなく育ち、
親とちょうどいい距離感で
金銭面でも助けられて、
親から愛されて大人になっている人もたくさんいるのです。
“そんなの信じられない！”
と思う人もいるかもしれませんが
私たちが自然と日本語が話せるようになったのは
家族が日本語を話していたからなのと同様、
あなたの生き方や考えも
育った家庭から影響を受けているんじゃないかと考えてみてください。
そして“大切な人から愛されること”についても、
あなたの親や家族が影響してるかもしれないなぁと
思ってみてほしいのです。
例えば私の場合、私が高校生の頃に母が難病にかかりました。
難病にかかった母は生きるのがとっても苦しそうでした。
全身が痛くなる症状があったのですが
その中でも毎朝私にお弁当を作ってくれたり
何かと世話をしてくれていました。
そんな母親をみた私は“ありがとう”と思うよりも
『苦しいのに、私が生まれたせいで悪いことさせちゃってるなぁ』
『私は悪いことをしているな』
そう思っていました。
病気の影響で変わっていく母親の姿を嫌なものだと感じていたので
愛すべき人を愛せていないという罪悪感もありました。
だから私は母親から愛されることに、とても罪悪感があったのです。
以前、私は母に「私のこと愛してる？」と聞いたことがありました。
母は「もちろん愛してるよ」と答えてくれました。
母は苦しい中でも、娘に対して何か役に立つことをするのが
楽しみのひとつだったのかもしれません。
苦しみの中で楽しさを見つけるというのは
かなり高等技術な生き方なのかもしれません。
今は母を尊敬しているのですが
『私がいることで愛している人(母親)を苦しませてしまう』などと
思っていると、私を愛してくれるパートナーが現れたとしても
『悪いことをさせている』
と、愛する喜びや幸せを感じにくくします。
母親とパートナーは別人なのですが
『この人もきっとそうだろう…』と
親を投影してしまいやすいです。
『ダメな私(罪悪感を持っている)を知ったら
きっと離れちゃうんじゃないのかな』
と、愛が深まることに恐れたりもします。
相手からの愛を受け取れないのはそんな自分のせいなのですが、
そこに気が付かないと“相手の愛の大きさが少ない”と嘆いたり
愛情を試すこともあるでしょう。
結果パートナーが「いい加減にして！」と怒り…
この先はあんまり想像したくないですね。。＾＾；
これらを回避するにはどうしたらいいのかというと
母の愛を投影していないか客観視することです。
今現在、パートナーと関係が悪くなっているというあなたでも
『わたしは母親からの愛をどう受け取っていたのかな？』と考えてみてください。
そしてパートナーに愛されること、
『わたしはそれをどう受け止めているのかな？』と。
私と同じように
愛されることに申し訳なさや罪悪感が沸いたのなら
『愛されるためには何かしなくちゃいけない』
そうして犠牲を払ったり、
我慢していたりするでしょう。
しかし、あなたの子供がそんなことをして生きていたら
あなたはどう思うでしょうか？
あなたの大切な人がそんなことをして生きていたら
あなたはどう思うでしょうか？
別居中や離婚危機の最中には信じられないかもしれませんが、
相手があなたとの距離をとっているのではなくて、
あなたが相手との距離をとっているのかもしれません。
自分もそういうところあるかもしれないと思うことがあれば
“あの人が愛しやすいあなた”になってみませんか？
責任を果たそうとしなくとも、
我慢や辛抱、犠牲を払わなくとも、
あなたを愛することで喜ぶ人は必ずいるのです。
まとめ
・“愛され方”は家庭で学んで育っている。
・パートナーから愛されるには母からの愛を見直してみる。
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