離婚したくない!90日で離婚回避できた方法。

浮気・別居解消、調停も取り消しできた妻が教える夫婦修復方法。

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「話し合い」から最良の結果を得る方法

      2018/10/23

「離婚してほしい」と突然言われた後

修復をしたい場合は、

どうにかして自分の意見を相手に聞き入れてもらえる方法を考えるはずです。

そして、話し合いでは
『絶対に修復の方向に向かいたい!』
と熱望するでしょう。

しかし、そんな話し合いでは
相手を論破し打ち負かすようなものですから
相手は気分が悪くなり、
ますます険悪になるだけです。


夫婦修復中に話し合いするのはNGだとか、
「やめたほうがいい」と言われるのは
こういった自分の意見を通そうとする
話し合いです。

 

しかし、そうはいっても相手が
話し合いを持ちかけてくる時や
別居中に会う時に、今後の話をすることは
きっとあるはずです。

「自分の意見も伝えられて、相手も気持ちよくその意見を聞いてもらう方法は無いのか?」

調べてみると、解決策はありました。

今回はその方法について、まとめてみました。

みんなが幸せになる話し合い

本来、話し合いとは
対立をするのが目的ではありません。

お互いにとって
「いい解決策はないかな?」と
論じるのが「話し合い」をする目的です。

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「離婚してくれ!」
「もう愛がなくなった」
「好きではない人と一緒にいたくない」
「もう気持ちは戻らないと思う」
「お前の子供は欲しくない」
「この家から出ていけ」
「離婚届けに判子押してくれ」

 

そんな事を言われて、
相手が冷たい態度をとると、

自分が過去にした事に罪悪感を感じて
自分の主張は言ってはいけないような
気分になるかと思います。

謝る
そうなる人をたくさん見てきましたし、
私もその1人でした。

私の場合、話し合いでは

「離婚したくない」
「修復の気持ちは変わらない」
「私は変わるから見ていて」
「子供を一緒に育てて欲しい」

と、自分の主張を通していたので

夫の意見と噛み合うことはなく、

話し合いでの変化はありませんでした。

 

そんな時、話し合いを活かして二人の仲が上手くいくにはどうしたらいいでしょうか?

 

それは自分の意見を通して「勝ち」とするのではなく、

「2人が幸せになる解決策を見つけよう」

として、話し合い相手に「交渉」をしてみる事です。

 

 

 

では、どんな交渉なら幸せな解決策を生み出されるのでしょうか?

交渉のプロから、その具体的な方法を学んでいきましょう。

 

怒りのある人との交渉術

不食の弁護士として有名な秋山佳胤(よしたね)さんという方がいます。

 

芸能人としての一面やスピリチュアルな面もありちょっと変わった弁護士さんです。

秋山さんは、訴訟する相手に訴訟前に花を贈るそうなんです。

理由を聞くと、
訴訟相手を対決相手だと思っていなくて

「これから、お互いが幸せに向かって歩んでいく仲間だと思っているので、花を贈る」

そうなんです。

びっくりです( ゚д゚)

「お互いが現状から幸せを見出すためにやる、仲間なんだ」というのを聞いて、
話し合いする夫婦もそう在るべきだなと思いました。

 

対立ではなく、問題を共有化する

世界銀行に勤めていた中野裕弓(ひろみ)さんという方がいます。

中野さんのブログ↓

http://www.romi-nakano.jp

この方は銀行の人事でリストラ担当だったそうです。

リストラを告げる仕事いうと、
揉めそうな場面が多そうですが
全く揉めずに相手に伝えることが出来ていて、非常に交渉が上手な方だと言われています。

その方が対立した時によく使う、
『魔法のフレーズ』があります。

それが「どうしましょう?」です。

「どうしましょう?」というと、対立しないで今の問題を共有化して一緒に解決していくという方向性が出てきます。

 

この魔法の言葉を知った男性が新婚旅行で
壮大な交渉を持ちかけ、素晴しくラッキーな結果が出たというお話があります。

……………………………………
その男性は新婚旅行でタヒチにある
水上コテージの部屋に奥様と1週間ほど
泊まりにいきました。

景色はいいのだけど
お風呂の水の出が悪く、
蚊も非常に多くてちょっとがっかり。

アップグレードすると
もっと良い部屋がある事を知った彼は
あの魔法の言葉を思い出して
フロントの女の人に”交渉”しに行きました。

その男性は女性である奥さまを喜ばせる
「ステキな旦那様」というキャラ設定をして(笑)フロントの女性にこう話しかけました。

「僕は新婚旅行にここに来れたのが嬉しい、妻も幼稚園の頃、たまたまこのホテルの写真をみて、ずっとここに来るのが夢だったんだ。(←夢はウソw)ここに今いられて本当に嬉しい、ありがとう」

と、はじめに感謝を伝え

「それでね僕はどうにかして”奥様を喜ばせたい人なんだ。
あの部屋がいいなと思ったんだけど、
お風呂の出が悪くて、蚊もいっぱい入ってくる…もちろん、ここは人気の宿だと知っているし無理は承知なんだけど、
奥さんを喜ばせるっていう事を一緒に考えてはくれないだろうか?」
と、相談を持ちかけてみました。

ここで、問題を『共有化』したわけです。

「どうか良い部屋が空いていたら、奥さんの為に良い部屋に変えてもらうことは出来ないだろうか?」
「差額はもちろんお支払いするよ」

ホテル従業員「うん、わかった」と言い、
調べてもらうと

1番良い部屋と、
2番目に良い部屋が空いている
というのがわかりました。

部屋を奥さまに見せてから決めたいと、
鍵を借りて部屋を見に行くと、
やはり1番良い最高の部屋が
気に入ったのですが一泊15万円。
値段が高い。

「ありがとう、ウチの奥さん凄く感動していたよ。これで僕は完璧なハネムーンができる」

彼がそう言うと、
ホテルの従業員はとても喜んでいました。

「君のおかげでウチの奥さんはすごく喜んでいるよ!次にもう一つお願いがあるんだ」

「今度は僕の事を喜ばせてほしい。

この(ホテル代)を全額請求すると、
帰国後一生懸命働く事になるんだ。
クレジットカードの請求書を見た時に夢から覚めてしまう。
仕事をして、奥さんからも離れてしまうんだ。」

と、言ったら、
「よし、わかった」と、OKをもらい、
一部屋15万×3日間の請求(45万)を

2万円に負けてもらえたんです!!!

それからも男性はハッピーな気分で
従業員からの
「グッドモーニング」という挨拶に
「ノーグッドモーニング、ディスイズグレートモーニング!!hahaha」
と、ジョークを振りまいていたら
従業員もとても喜んでくれて

宿泊中、シャンパンを何本も無料でプレゼントしてくれたそうです。

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つまり交渉する時には

まず

1.相手への感謝の言葉、
相手の気分良くなりそうな言葉

(相手を仲間だと思う事)
から入り、

2.伝えにくい事、問題、自分の主張

(どうしましょう?)

の順で話すと解決もしやすいでしょう。

 

 

自責の念にかられて
言いたいことが言えずにいる人は
ストレスが溜まるはず。

こんな風に言葉を工夫して
心の内を伝えてみて、

問題解決の道を作るのはいかがでしょうか?

 

まとめ

・対立相手ではなく、幸せになっていく仲間だと思う。

・問題を共有化させる。

・魔法のフレーズ「どうしましょう?」

 

 

 

 - 男と女の心理, 自己改善