夫婦関係がうまくいかないとき見直すべきポイント。

2023/11/09 2023/12/14

夫婦関係が円滑であることは、
人生の幸福度や子どもの成長にも大きく影響します。

しかし、夫婦関係における悩みや問題は誰にでも起こりうるものです。

夫婦のすれ違いは多くの場合、
お互いへの理解やコミュニケーション不足から始まります。

例えば、夫が約束を守ってくれなかった。

奥様は『自分がないがしろにされた』と怒るかもしれませんが、
実は夫はいつもあなたを幸せにしようと考えているのだけど
しっかり者のあなたに比べて、だらしないことがカッコ悪いなと思い
素直に「ごめんね」を言い出せなかった。と、いうことだってあります。

逆に、しっかり者の奥さまだと自分がミスをした時に、
私のだらしなさが知られたら、格好悪い！と思って夫に素直になれず
突っぱねたりしてる。。なんてことも。

そのため、お互いが困難を共有したり、
互いの気持ちを受け入れることで夫婦関係を修復することができるのです。

夫婦関係においてお互いの意見や
感情を正直に伝え合うことが必要です。

ただ、それがどうしても難しいと
感じる人もいるはず。

それは自分の幼少期の環境が
人間関係を構築するベースとなっているからです。

お互いの悩みを共有したり
お互いの意見を正直に伝え合うという経験が乏しい為、
わからないのです。

私は日本で育ち、自然と日本語を学んで
自動的に日本語を話せるようになっていますが
それと同じく、私たちの幼少期の家庭環境は
大人になっても潜在意識に残っており
それをもとに、人間関係を構築しています。

二人の間に問題が生じているということは
その問題の原因となるほとんどが
あなたの小さな頃の家庭環境です。

その家庭環境の中で
「お母さんがちょっと苦手だった」
という人もきっと多いと思います。

お母さんのことも思い出すと少し重たい気持ちになるとか、

直接、お母さんが嫌なことをしなかったとしても、
例えばお父さんがあなたのことを怒鳴ったりしている横で
お母さんはあなたを助けてくれなかった、
というようなシーンを体験したり

祖父母と暮らす家で血のつながりのない
お母さんが家族の中で弱い立場であるのを感じていた
ということもあるでしょう。

「お母さん」と言う存在は、
私たちのパートナーシップに深い影響与えます。

もしパートナーと精神的な距離感や物理的な距離感が遠くなっていると思う方は
お母さんとの距離が遠かったんじゃないか？と考えてみてください。

お母さんが仕事で忙しかったり、
お母さんが自分自身のことで精一杯であなたの悩みや
正直な感情を聞いてくれなかったりすると、
あなたは一人遊びなんかをして
その寂しさを紛らわすことが上手になりますが
パートナーの感情には疎くなってしまうという事が起きてきます。

「突然、離婚したいと言われたんです。」

そうおっしゃる方はとても多いのですが
ずっと前からパートナーの心には変化があったのに
それに気がつかない(または平気だろうと思ってしまった)事に繋がってくるのです。

パートナーと、もっと心の距離を縮めていきたい場合は
お母さんに対して新たなイメージを取り入れることで
パートナーとの距離を縮めることができます。

特に困難な状況や悩みがある場合、
それを隠してしまうことで
さらに問題を深刻化させることもあります。

夫婦関係修復を望むならば
お互いの悩みを素直に伝え合い、
共有できるようになることが大切です。

また、悩みを受け入れる態度も重要です。

相手の悩みや苦しみを尊重し、共感することで
お互いの絆を深めることができるでしょう。