別居は父と母との関係性を見直すタイミング。
2019/04/17
別居すると、「もう夫婦の仲がもとに戻れないんじゃないか」と
考えてしまうことがあると思います。
しかし、それも自分の人生がうまくいく為の最高のプロセスだとしたら
どんな意味があると思いますか?
わたしの経験と、他の方とのお話の中で
別居をした方々は『両親との関係性を強制的に見直しをさせられてる』ように
思います。
ただ、大抵の人は知らずに過ごしていて居ると思います。
わたしのブログを読む勉強家の方や、感のいい方は
別居中にその事に気がつく方もいるでしょう。
あなたとパートナーが一緒に住み、愛の関係を築くことができたり
居心地の良さというのを育む為のポイントというのは
あなたが実際に育ってきた、親との関係という影響が強く関わってきます。
*もし再婚で別居というのでしたら前の結婚の環境が関わってきます。
これは頭で理解するものではなく、肉体に刻まれていると
理解しておいたほうがいいでしょう。
パートナーシップがなんだかうまくいかないという人は
今、実家の両親と悪い関係ではないとしても
幼少期に消化しきれていない親への想いがあるかもしれないと
いう意識をむけてみてください。
例えば、亭主関白の恐い父親がいて、
母親はいつも弱い立場になっていたのを見て育ったとします。
すると、あなたの深いところで“母親を守ろう”とするのです。
「母親を守ろう」というのは物質的に守ろうというものだけでなく
母親のしていることを肯定するということです。
つまり『母親を超えて幸せになってはいけない』と、
自分を愛する事を制限して我慢をしてしまうのです。
無自覚に、母親の生き方を否定しないように、自分が生きてしまったり
母親を置き去りに自分が幸せになることなんてできないと思い込んで、
本心に従って生きるのを辞めてしまうのです。
本来は、自分の内側から湧き出る純粋な思い*に従っていれば
すべてが調和して、悪くなる出来事なんてないはずなのですが
『そんな事したら自分勝手でしょう』と思い
制限されている方が多く見られます。
*頭から湧き出る考えではないですよ〜
長年、その思考で生きている方は
だんだんとそれが自分の心に侵食し
自分の心の声がわからなくなってしまいます。
自分勝手な振舞い(身体が喜ぶこと)をすると
ザワザワしたり、恐いという思いを抱くようになります。
この状況であると、自分勝手な振る舞いにストップがかかっているので
本当の喜びを味わえません。
自分が自分に愛を与えきれていませんので、いつも飢えている状況です。
ではどうしたらいいのか?というと、
自分の両親も愛を欲しがっていたんだと知ることからです。
愛が欲しくて、喧嘩して、泣いて、怒った。。
両親も愛に枯渇していたのです。
両親もあなたと同じ思いをしたからです。
親も一度は愛情をいっぱいもらえる経験をした、
けれど、何かがあってそれが手に入らなくなった。
だから欲しがって怒った、泣いた。
あなたに手を挙げたこともあるかもしれません。
きっとあなたがこれを読んだのは
そうゆう連鎖を、断ち切る為ではないでしょうか?
寂しかった自分がいる事を自覚して、
愛を人から欲しがらなくても
自分が自分に愛を与えることで潤うことを体感する事が
この連鎖をなくすことになると思います。
まとめ
- 別居は自分と両親との関係を清算する時期。
- 親もあなたのように、愛が欲しがっていた。
- 悲しみの連鎖を断ち切るのはあなたの役目。