愛されたいなら、出来ない自分を認めよう!
2019/05/17
「私が出来るんだから、あなたも出来るはずでしょう」
あなたは上記の様な要求をパートナーに対して
1度や2度感じたことがあったのではないでしょうか?
「それを言って喧嘩になりました」とか「黙っていたけど、ずっとそう思っている」とか
「そう感じていたら、離婚問題に発展した」という人は少なくないと思います。
「私が出来るんだから、あなたも出来るはずでしょう」
「私はこうしたいのだから、あなたもそうするべき」
上記の言葉が出てくる人というのは
『私とあなた(他人)は対して違いがない。もしくは同じである』という発想があるからです。
この認識は真実ではないので
自分の根底にあると生きづらくさせます。
真実は『自分と同じ人間はどこにもいない』だからです。
「あの人も自分と同じ様にできる」と思っていても、何もいい事がない。
『自分ができるのだから他人もできる』という信念を持って生きていた場合
自分と他人を傷つけるストレスの多い人生になるでしょう。
例えば、自分が頑張って、頑張って、大会で1位という結果を出したとします。
そうすると「私の様に頑張ったらあなたも1位取れますよ」と人に言ったり教えたりします。
そう言われた人は頑張ります。
頑張って頑張って走ります。しかし結果2位になりました。
頑張ったら1位になれると言った人は
「頑張りや工夫が足りなかったのね」と走れなかった人を責める気持ちが湧いてきます。
自分が2位に落ちた時も同じです。
「私は頑張りや工夫が足りなかったんだ」「もっと頑張らないと」と、自分を責めます。
「頑張る」「頑張ろう」というのは心に反したことをするときに使う言葉です。
『この仕事本当はやりたくないなぁでも頑張ろう!』と言った具合に。
自分の心の通りに動けない時、
意に反する行動をしているという状態なのですから
大人で「頑張っている」のはスマートではないですね。^^
真実でない信念は誰にとっても苦しい。
人それぞれ違うのが通常で当たり前のこの世です。
足の長さも、顔の形も、能力も、
同じ品種のバラでも、花びらの大きさ形が違う様に
全く同じは存在しないことと一緒です。
しかし人間は学校教育で『みんな同じ様に出来ないとバツを与える』という
真実に反した教えがあったので
『みんなと同じ様に出来ない事は悪いこと』という信念が多くの人にあるのだろうと思います。
しかし出来ない人がいるからこそ、助けてあげようとするチカラが生まれます。
出来る人が出来ない人を助けてあげられることで、人は喜びを感じます。
出来ない事がたくさんあっていいのです。
自分一人では何も出来ない事がわかったら
感謝の気持ちが自然と湧きます。
そして心から、人のために自分のやれることをやりたいと自発的に動けます。
人はそれぞれ違う個性があるからこの世が楽しくなります。
自分と他人は違う人という、境界線をはっきり持ちましょう。
自分と違うから、その人に興味がわくのです。
あなたが完璧になりたいと上を目指すのはいいですが
他人はあなたとは別の生命なので同じように振る舞えと命令しても難しいです。
完璧なものは尊敬される存在ですが
完璧でないものは愛しい存在に感じます。
例えばこれを書いているのが
なぜかHNが「ユカポン」で(そろそろ変えたい)
元貧乏育ちの毒親で離婚調停申立られた主婦だからこそ
あなたはここまで読んでくれているんだろうと思います。^^
あなたがもし人から愛されたかったら
完璧でない、出来ない部分のある自分を素直に認め、
そういう自分を愛しましょう。
まとめ
他人と自分は違う生き物。
弱い・出来ない事があっていい。
完璧じゃないから愛される。