執着を手放すコツ。
執着を手放したいと思う先には
「幸せになりたい」
という目的があるはずです。
ここでは執着はいけないよと言いたいわけではなく
どうしても忘れられなくて苦しかったり、
思い通りにならなくてイライラしたり、不安になることから
どうしたら解放されるのか？について綴っていきたいと思います。
執着が苦しいのは
『絶対あの人じゃないとダメ』と
手のひらの小鳥が逃げないように
ぎゅっと力を入れて握りしめているような状態だから。
握る人の手のほうも、
捕まれた小鳥も、疲れてしまうからです。
では何故、執着するのでしょう？
執着は変化をしないためにするものだと言われています。
執着をしていると感じた時
あなたが変化しないためにその恋愛を使っているのではないか？
まずはその発想を持ってみてください。
「いやいや変化したいよ！」
「だから頑張っているのよ」
「自分が変わりたいから、あの人と一緒になることをまた考えているんだ」
もちろん、そう思うこともありますよね。
“変化したくなくて執着をしている”
と聞いても、ぴんとこないかもしれません。
ただ一度、
『私、もしかしてこの人といると、変化しなくていいと思ってるんじゃないのかなぁ』
と頭に置いてみてください。
失恋は心がボロボロになります。
自分の価値を感じられなくなりますし
自分が悪かった原因をアレもコレもと考えるでしょう。
しかし、別れを切り出す時というのは
2人のステージ(状態)が合わなくなったからです。
だから離れることになります。
なので、あなたが変化したら、
また相手とうまくいく可能性だって出てくる。
例えば精神的に自立している女性は
『私が彼に助けを求めなかったからいけなかったんだ』
そうして恋が終わる場合もあると思います。
『私を助けたいと思う男性心理をよく知っておけばよかった…』
そう後悔することもあるでしょう。
そういう時は【自立しすぎ】
というところを手放していくのです。
手放すとは、相手との関係を止めることだったり
相手のことを忘れることではありません。
先程の小鳥をぎゅっと握りしめた手を
ぱっと放してみるということなんです。
（手を離すのは…勇気がいることです）
手放すと自分も力を入れて握らなくてもいいですし、
握りられていた小鳥も自由に楽に、羽ばたいていけます。
小鳥は戻りたくなったらまた手の平に戻ってきます。
こんな在り方でいると、彼とよりを戻す可能性だって出てきます。
人に弱音を言えるようにもなりますよね。
あなたがもしうまくいかないのでしたら、
今の自分のステージから違う変化をするためだと捉えてみましょう。
それを具体的な行動に移そうと思うと、“チャンス”に変わります。
しかしそこで厄介なのは
『こんな自分じゃダメだ』と、
自分に価値を感じられないと思うことです。
『だからこの人がいいと思うし、このまま思い続けておこう…』
その方が心が楽になるので、無理もない事ですよね。
だから現状維持の方向に“勝手に”心が働いてきます
そりゃそうです！
だってうまくいく気がしないのも、
意欲が持てないのも、あなたの心は傷ついているからです！
生きているだけで本当によく頑張っています！
例えば、自立系の妻が夫に弱音を言えなかったのも、
「仕事で疲れている彼にこんな話をするのよくないよね。」
「悲しいことあったけど、彼に心配をかけないように、我慢して、笑顔で行こう！」
なんて思っていたんだと思います。
しかし、
「お前は僕がいなくても大丈夫だろう」
なんて言われたら、それはショックですよね！
人知れず夫のためにやってあげたこと、
たくさんあったのにと思いますよね。
それを思い出していいんです。
後悔するのも無理は無いですが、
あなたがベストを尽くした事は何だったでしょうか？
本当に彼に対して「ひどい人」。
それだけでしょうか？
パートナーにしてあげたこと、
救っていたこと、
そこに目を向けられていないから
あなたは自分の価値が低いだなんて
思っているのではないですか？
結局、うまくいかなかったから。。
結果、壊れてしまったから。。
今まであった出来事、楽しいことが
なかったことになっていませんか？
良いこといっぱいあったと思います。
“私なりのベストを尽くしたよね”
そうやって自分の価値を感じてみていいのです！
こうしてブログを見たり、人に相談したりして、
あなたは人を愛そうとしてますけど、
それって素敵なことじゃないですか。
そういう人が友達でいたら、素敵な人だと思いませんか？
人を愛せるというのは価値です。
『次に私のパートナーになる人は幸せだわ』
夫と修復しようと別居中に自分磨きに励んでいたとき、
私はずっとそう思ってました。笑
あなたも誰かのために一生懸命にしてみた時、
『なんでこんなに自分の中に優しい気持ちがあるのかな』と気づいてみてください。
見守ったり、感謝したり、応援してあげると
やっている間にあなたの中に
なんとなく湧き上がる優しい気持ちに気づくでしょう。
自分の価値は人とかかわった時に初めてわかります。
誰かの素晴らしさを見つけて、そこに気がつけるということは、
自分の中に同じものがあるんじゃないかなと感じてみてくださいね。
離婚の話は恋愛の話に比べて、すごくダメージが大きいものです。
それをまずはあなたが認めてください。
『この出来事に何の意味があるのだろう？』
『新しくバージョンアップするチャンスをもらえたんだ。』
そう思って努力してみると復活がはやくなるでしょう。
執着や固執は恋愛以外でもありますが
その時、
『もしかすると、私変化したくないのかも』そう考えを持ってみてください。
一生懸命愛した自分を思ってあげて、
『私なりに頑張ってるよね』
『自分にはいいところがあるじゃない』
そうしてあなたの価値を知ってほしいです。
すると変化しやすくなります。
一生懸命、愛した自分をちゃんと見てあげてくださいね。
執着してると気がついたら
すごく好きだったことやこんなに人を好きになって
人を愛せた自分を見てあげて、褒めてあげる。
私もすごく辛かったのですが
こうしてブログを書いていると
同じような気持ちの人と出会うようになって
『誰だって同じ状況になったら執着するのは当たり前なんじゃない』
『無理もないよね』と、
自分に言ってあげることができました。
好きなものほど手放すのは難しいです。
だから、それがすぐにできない自分を責めなくていいです。
まずは感情をよく感じて、
なかなか変化しないのは“自分が変わらないため”ではないかと考えてみましょうね。
まとめ
・執着は「自分が変わりたくない」から起きる。
・大好きだから握りしめていたいことを知り、愛した自分に価値をみる。
・自分のステージが変われば相手とやり直せる可能性がある、自分の価値を知り変化を楽しもう。
あなたにオススメの記事
●ユカポンと話したい方、セッションはこちらから。
●メール相談はこちらから承っております。