いざ、不倫相手宅へ。
2016/11/13
前回の続きです。
第１話https://mirai1happy.com/db/kanaripuraibeto/
第２話https://mirai1happy.com/db/guzennodeai2/
第３話https://mirai1happy.com/db/ottotonohanasiai/
第４話https://mirai1happy.com/db/bekkyosakiwosennyusousa/
真弓さんの家で会う約束がとれました。
約束は18時です。
生後7ヶ月の子供は眠くなってクズる時間。
親や義理の両親には預けられなかったので、私は急いで、夜間に子供を預けられる託児所に予約をしました。
「示談書も作成しなければ…」
自分で作ろうかと思いましたが、
法的に通用するものにしたかったので、ネットで検索し、やっと当日に作ってくれるという
エネルギッシュな行政書士に巡り会えて、示談書を作ってもらいました。
「4時間後ですか…やった事ないですけど
僕、出来ませんとは言わないようにしてるんです。やってみます！
修正があればすぐできるように完成まですぐにメール連絡取り合えるようにしておいてくださいね」
素晴らしい。・゜・(ノД`)
お陰で示談書が出来上がりました。
内容は簡単に言うと
・真弓と夫は二度と連絡を取り合わない事。
・連絡してた場合、慰謝料300万請求する。
・この事は事情を知らない人に口外しない。
です。
そして、突然の夜間一時保育でギャン泣きしてる子供を預けて、すぐに夫と真弓の家に車で向かいました。
車内で夫が不倫した理由や、どんな経緯だったのか話を聞きました。
夫のほうが真弓を誘った。
その時、既婚者と言わなかった。
だから、あんまり責めないでくれ。
私は夫と真弓さんが別れればそれでよかったので了解しました。
素直に示談書に合意してくれれば慰謝料なんて、どーでもよかったのです。
夫はまだ私に怒りがありました。
真弓さんとの関係を認めながらも、
私にされた事、言われた事に対して
噴火してない山の溶岩のようにフツフツと怒っていました。
1番の理由について、
夫は
「私が太ったから嫌いになっていったんだ」
と言いました。
私や子供がどんな苦しもうとも、
真弓さんの手術があっても、
自分は被害者で、俺は悪くない。
そう言っているようでした。
「そうだよね。わかるよ。原因は私だよね、ゴメンなさい」
私は謝りました。
しかし数時間後、
この悪びれない夫が
人生で一番恥ずかしい思いをする事になってしまうとは
まだこの時は知らなかったのです。
続く。
(次で最後です！)
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